1.研究・情報交換・交流事業
1) 野菜流通カット協議会(プロパー事業)主催の「加工・業務用レタス現地検討会」の開催報告
❖ 趣 旨: 今後のレタス収穫機の普及や、国産の加工・業務用レタス生産・流通の拡大を図るため、国内で初めて実用化に成功したレタス収穫機の実演及びレタスに関係するセミナー5課題の話題提供を行い、参加者との質疑応答を実施する現地検討会セミナーを開催しました。
❖ 日 時:令和7年9月30日(火) 12:30 ~ 16:30
❖ 場 所:
(1)加工・業務用レタス生産圃場における機械収穫状況の視察
長野県北佐久郡御代田町管内
(2)セミナー:レタスに関する5課題
佐久平交流センター 第5会議室(長野県佐久市佐久平駅南4-1)
❖ 参加者:99名

2)JAグループ(JA全農)との意見交換会の開催報告
JA全農は本所園芸部に実需者向けの営業・販売・集出荷調整・生産振興等を担う部署(加工業務直販課)を設置し、これを契機に各会員の要望を踏まえ冷凍を含めた国産品の安定供給や顧客要望に応えて行く方針を打ち出しました。
このことを踏まえ、協議会会員とJA全農との意見交換会を下記のとおり開催しました。
記
❖ 開催日時:令和7年10月6日(月) 13:00~15:00
❖ 場 所:JAビル 3203会議室(千代田区大手町1-3-1)
❖ 内 容:
(1) JAグループ(JA全農)の広域直販体制の考え方(概要)についての趣旨説明
(2) 今後の商談会の在り方についての参加会員からの意見徴収
(3) JAグループへの加工・業務用青果物の供給要望把握(希望品目、数量、時期等)
❖ 参加者:協議会会員/7社9名、JA全農/4名、事務局/4名
3)「FOOD展2025(惣菜・デリカJAPAN2025)」の開催報告
「FOOD展2025(惣菜・デリカJAPAN 2025)」へ当協議会が協賛を行い、惣菜・デリカJAPANゾーンへ野菜流通カット協議会として2小間出展参加しました。
❖ 令和7年10月15日~17日・・・・東京ビッグサイト東ホール
❖ フード展出展者数:209社(昨年:181社)
❖ フード展来場者数:3日間合計:52,012名(昨年:46,604名)

● 野菜流通カット協議会主催の情報交換会セミナー
「FOOD展2025」開催の一環として、以下の情報交換セミナーを実施しました。
❖ 開催日時・・・・令和 7年10月16日(木) 13:30 ~ 16:40
❖ 開催場所・・・・東京ビックサイト東ホール FOOD展内セミナー会場
❖ 参加対象・・・・全国の加工・業務用野菜の生産者、産地指導者、中間事業者、実需者等
❖ 参加人数・・・・参加者:162名(昨年:133名)
❖ 情報交換会セミナーの内容
今年度の情報交換会セミナーでは、「‶野菜の鮮度保持をめぐる新たな戦い!~鮮度保持テクノロジー/温度管理から鮮度管理へ~″」をテーマに4名の講師からそれぞれ話題提供をいただきました。講演会後のパネルディスカッションでは、講師4名に当協議会の木村会長を加え、農研機構 野菜花き研究部門 領域長 佐藤文生氏のコーディネートのもと、会場の参加者と活発な意見交換が行われました。

4) 海外現地研修会(2025中国現地研修ツアー)の開催報告
● ツアー日程・参加者
:令和7年11月9日(日)~13日(木) ※4泊5日コース12名参加
:令和7年11月9日(日)~15日(土) ※6泊7日コース20名参加
【研修会内容】
今回は、日本への輸出が盛んな東部沿岸地域(福建省の泉州市・福州市、上海、北京)を中心に、野菜生産企業やカット野菜工場、スマート農業現場、完全人工光閉鎖型植物工場、食品スーパー、市場、各種栽培圃場など、多岐にわたる施設を視察し、活発な意見交換を行いました。
また、福建農林大学では日中セミナーも開催いたしました。
移動に関しては、基本的には大型バスを利用しましたが、福州市から上海市へは国内線航空機、上海市から北京へは高速鉄道(高鉄)を利用いたしました。
暖かい福州から寒い北京まで、約2,000㎞におよぶ行程でしたが、参加者の皆様は終始お元気で、「大変有意義なツアーであった」との声を数多くいただきました。

5)農林水産省との意見交換会&野菜流通カット協議会設立10周年記念式典開催の報告
・開催日時:令和 7年12月11日(木)
13:30 ~ 15:30・・・・・・【農林水産省との意見交換会】
16:00 ~ 17:00・・・・・・【協議会設立10周年記念式典】
・開催場所:KKRホテル東京 瑞宝の間(10F)
※記念式典内容(瑞宝の間(10F))
16:00~16:30 主催者挨拶/木村会長
来賓挨拶/農林水産省 山口農産局長、他
協議会理事・監事紹介・挨拶
16:30~17:00 記念講演 高知大学 特任教授 小林 茂典 氏
講演テーマ:「加工・業務用野菜10年のあゆみ、これからの展望」(※WEBにて)
17:15~18:45 祝賀会(孔雀の間(11F))
来賓挨拶/根本農林水産副大臣、他

6)国内現地研修会の開催報告
・ 開催日 : 令和8年2月12日(木)~13日(金)
・ 参加者 : 34名(事務局3名含む) ※懇親会:43名参加
・ 視察先 :
【1日目】 令和8年2月12日(木)
・熊本市の株式会社植木青果市場にて実証試験として導入している鮮度保持技術「ZEROCO」
の視察および意見交換(14:10 ~15:30)
【2日目】 令和8年2月13日(金)
・株式会社ジェイエイフーズみやざきの自社ほうれんそう圃場での機械収穫作業と冷凍ほうれんそうとして製造する一連の工程を視察および意見交換(9:30 ~11:40)
・国富町できゅうり栽培を行う篤農家(今村泰治様施設)を視察および意見交換(13:15 ~14:00)

3.プロパー事業による調査・研究事業について
令和7年度の調査事業は、農林水産省が選定した「加工・業務用野菜の重点7品目」に「主要6品目」を加えた計13品目について、データの整理および分析を行いました。
本資料では、対象13品目の直近5年間における国内生産量、輸入量、国内流通量、卸売・小売価格の推移、ならびに作物別の作付面積上位5県等のデータをまとめ、会員へ配布することとしました。

4.東京都消費生活条例におけるカット野菜加工年月日表示義務の廃止までの経過報告
東京都消費生活条例の規定によりカット野菜パッケージに記載が義務付けられていた加工年月日の表示は、野菜カット事業を展開する実需者に様々な弊害をもたらしていました。
具体的には加工日は納品日と同じであることを取引先から求められるケースが多いため、午前0時以降の深夜に野菜カットの作業を開始する必要があり、このことにより、作業人員確保の困難性、物流効率の悪化、食品ロスの増加など、様々な弊害が生じていました。
この条例の施行は、全国的にも例がなく東京都唯一のものであったため、東京都に改正を要請し、以下の経過を経て、昨年12月に当方の主張が認められ、加工年月日の表示が廃止されることが決定し、令和8年4月1日より東京都消費生活条例が改正され、カット野菜・カットフルーツの加工年月日の表示義務は解除されました。

東京都食品安全審議会における加工年月日表示の廃止決定に際し、当協議会の会員であるサラダクラブ様と旭物産様には、多大なるご尽力を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。
説明資料の作成をはじめ、度重なる東京都への訪問や会議へのご出席など、両社が真摯にご対応いただいた結果、今回の成果を得ることができました。当協議会を代表して厚く御礼申し上げます。
5.マッチングイベント事業(国産野菜供給体制づくり支援事業)の開催報告
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農林水産省が進める国産野菜供給体制づくり支援事業の一環として、9月、10月にそれぞれ、東京と熊本において、加工・業務用野菜の生産者と実需者とのマッチングイベントを開催しました。
本マッチングイベントは国産野菜、特に加工・業務用野菜の周年安定供給に資する知見等の普及・啓発を行い、園芸産地の育成を促進し、実需者ニーズに対応した園芸作物の生産拡大と契約の信頼性向上等を実現するため、生産者・実需者等が繋がる機運を醸成するとともに、生産者と実需者等のマッチングに向けた調整を実施し、マッチングに至った案件については、併せてマッチング検討委員会委員によるフォローアップを適切に実施することを目的として開催しています。
東京会場、熊本会場ともに、1日間という限られた時間ではありましたが、以下の構成で開催しました。
【マッチグイベントの内容】※東京・熊本両会場共
10:00~13:00 生産者と実需者によるマッチング
13:30~14:30 加工・業務用野菜標準基本契約取引セミナー
14:45~15:45 生産者と実需者によるグループ討議(意見交換会)
❖東京会場・熊本会場のマッチグイベントの日時、場所、参加者は以下のとおり
東京会場
【マッチングイベント会期】:令和7年9月19日(金) 10:00~16:00
【マッチングイベント会場】:墨田リバーサイドホール(墨田区役所内)
【参 加 者】生産者:22社34名、実需者:18社26名、関係者・事務局:11名

熊本会場
【マッチングイベント会期】:令和7年10月29日(水) 10:00~16:00
【マッチングイベント会場】:桜十字ホールやつしろ(やつしろハーモニーホール)
【参 加 者】生産者:20社29名、実需者:19社28名、関係者・事務局:15名

6.その他
1)協議会のホームページを年間通して更新(令和6年度版事業報告書や各セミナーのテキスト、令和6年度に実施した事業内容、令和7年度の事業計画内容等の掲載など)を行った。
2)野菜流通カット協議会の会員募集を行った。
会員企業に対し「野菜流通カット協議会」会員募集についてのお願い文の発行やFOOD展2025の展示ブース内で積極的に会員勧誘を行った。

