1.研究・情報交換・交流事業

1)「新型コロナウイルス感染症の影響調査」の実施

協議会では、当面の協議会活動及び会員企業等の間での情報共有を目的に、新型コロナウイルス感染症に対する会員企業等の影響等について、昨年に引き続き調査を実施した。(12月)
※会員100社を対象にアンケート調査を実施した結果、会員54社からの回答あり。
※アンケート調査の纏めは事業成果発表会での報告および令和3年度事業報告書へ掲載した。

2)「主要野菜の品目別用途別需要量等調査」の実施

主要野菜品目について、2020年度の用途別需要量を推計する際に必要な加工・業務用需要の動向を定量的・定性的に把握するため、定量的な調査は、主要品目別の用途別仕入量について、なお、2019年度と比較した増減(の程度)についても把握する内容の調査を実施した。
※この調査結果については、今後のセミナー等で報告予定。
※上記の1)・2)共、令和3年度の補助事業の中で実施した。

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3)加工・業務用野菜等の普及・拡大のため、必要に応じ各種イベントに協賛・賛助・協力等を行うと共に、展示会への出展等を行った。

野菜流通カット協議会が「惣菜・デリカJAPAN」へ協賛をおこなった「FOOD展2021」(フード
4展+惣菜・デリカJAPAN+冷食JAPAN)における惣菜・デリカJAPANゾーンへ野菜流通カッ
ト協議会として2小間出展参加を行い、協議会活動のPR等を行った。
なお、『加工・業務用野菜の情報交換会セミナー』を2日目の10月28日に開催した

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●令和3年10月27日~29日・・・・・東京ビックサイト青海展示棟
・FOOD4展+惣菜・デリカJAPAN+冷食JAPANの出展者数:169社
・FOOD4展+惣菜・デリカJAPAN+冷食JAPANの来場者数:3日間合計:32,061名
・野菜流通カット協議会主催の情報交換会セミナー参加者:209名

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4)JA全農との合同商談会(情報交換会)の実施

※JA全農 園芸開発課と事務局との打ち合わせにより、令和3年度に
ついてはリモートによる個別商談形式に改め、会員3社と6県域との
商談会を実施した。

5)農林水産省 農産局 園芸流通加工対策室との意見交換会を実施(令和3年12月9日)

加工・業務用関連の次年度以降の補助事業への政策要望を踏まえた意見交換を、野菜流通
カット協議会会員、青果物選果予冷施設協議会会員と農林水産省 加工・業務用野菜担当官
(安岡生産振興審議官も参加)との間で実施した。

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【 於:KKRホテル東京  意見交換会:15:00~17:00  交流会:17:20~18:50 】
参加者:93名(含む、両協議会会員、農林水産省、報道、事務局)

6)関係行政機関、関係諸団体等からの情報収集及び配信

関係行政機関・諸団体等からの情報収集を行い当協議会会員へ適時情報提供を行った。
特に、令和3年度は前年度に引き続き、新型コロナウイルス関連情報の提供を数多く行った。

2.研修会

(1)海外現地研修会の開催

※第2回理事会において、令和3年度の海外現地研修会については、前年度に引き続き、新型コロナウイルスの影響等を鑑み、中止することで決定した。

(2)国内現地研修会の開催

(1) 「プロパー事業/国内現地研修会」の開催
※静岡県磐田市にある太陽光利用型の植物工場2ヶ所を見学・意見交換を行った。
日 時:令和 4年 1月21日
場 所:視察先①・TEN Green Factory株式会社(作物/葉菜類)

視察先②・株式会社スマートアグリカルチャー磐田(作物/パプリカ)

参加者:協議会会員34名、農林水産省 2名、事務局 2名、合計38名

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(2) 加工・業務用野菜の現地検討会・セミナー等の開催
野菜流通カット協議会が事業主体である令和3年度の水田農業高収益作物導入推進事業(全国推進)の一環として開催された現地検討会・セミナー等へ、当協議会会員も各地区の現地研修会・セミナーへ多数参加した。

なお、日時・場所・研修会内容・参加者等は、下記のとおり。

①かぼちゃ現地検討会・セミナー(北海道/札幌市)

実施時期

内容
R3年10月7日
13:00 ~ 16:30pdf_dl-1
❖開催場所
・現地検討会・・・道民活動センター「かでるホール」
❖内容
・ブロッコリーに関連した話題提供(5課題)及び意見交換を実施した。現地圃場での機械収穫実演会を中止して、実演風景を収録したビデオ視聴に切り替えた。
❖参加者:189名
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②物流・流通関連セミナー(大阪府/大阪市)

実施時期

内容
R3年11月18日
13:00 ~ 16:40pdf_dl-1
❖開催場所
・現地検討会・・・大阪コロナホテル 研修室
❖内容
・コロナ禍で現地視察中止としたフルックスグループの取組みを ビデオで紹介、物流機能の一層の活用による効率的な流通の 基本的な知識やJR貨物・船舶輸送に関する情報などの提供 を行うセミナーを実施した。
❖参加者:86名
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③先進地視察&契約取引セミナー(長崎県/諫早市)

実施時期

内容
R3年10月7日
13:00 ~ 16:30pdf_dl-1
❖開催場所
・現地検討会・・・雲仙ブロッコリー部会のブロッコリー機械収穫現場および諫早湾干拓
・セミナー会場・・・諫早文化会館
❖内容
・ブロッコリーに関連した話題提供(5課題)及び意見交換を実施した。現地圃場での機械収穫実演会を中止して、実演風景を収録したビデオ視聴に切り替えた。
❖参加者:225名
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(3)令和3年度 水田農業高収益作物導入推進事業(全国推進) 『事業成果発表会』の開催

令和3年度 水田農業高収益作物導入推進事業(全国推進)において、得られた成果等について
水田農業高収益作物導入推進事業 事業成果発表会」を開催し、全国の加工・業務用野菜関係者に
広く情報発信を行った。
なお、開催概要等は、下記のとおり。

◆開催概要
①開催日時・・・令和4年2月25日(12:30 ~ 17:00)
②開催場所・・・タワーホール船堀 大ホール(東京都江戸川区船堀4-1-1)
③実施内容・・・当事業の2つの検討委員会で取り組んだ事業内容で得られた成果等について話題提供8課題(特別講演を含む)に加え、話題提供者によるパネルディスカッション(含む、参加者との意見交換)等を行った。
④対象者・・・加工・業務用野菜関係者、中間事業者、実需者、物流業者等
⑤参加者・・・108名(申込者154名、コロナ禍によるキャンセル46名)

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4.農林水産省の加工・業務用野菜関連補助事業の実施

1)野菜流通カット協議会が応募し、事業実施主体となった、水田農業高収益作物導入推進事業(全国推進)について適切に実施した。
運営協議会への委員選出及び水田農業高収益作物導入推進事業(全国推進)の各事業の検討委員会等の委員や各種セミナーの講師として、野菜流通カット協議会会員メンバーが積極的に対応した。

2) 令和3年度 野菜流通カット協議会が実施した農林水産省の補助事業「水田農業高収益作物
導推進事業」(全国推進)の実施内容は、令和3年度版 事業報告書のとおり。

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3) その他 農林水産省(農政局)や各都道府県が全国各地域で開催した加工・業務用野菜セミナー等について講師等として積極的に参加する等、協力を行った。

5.その他

1) 協議会のホームページを年間通して更新(令和 2年度版事業報告書や各セミナーのテキストなどアップ)を行った。

2) 野菜流通カット協議会の会員募集を行った。
全国のデータベースのある実需者等(含む、カット野菜製造業者)に対して、入会募集の案内をDMにて展開した。