1.研究・情報交換・交流事業
(1) 加工・業務用野菜等の普及・拡大のため、必要に応じ各種イベントに協賛・賛助・協力等を行うと共に、展示会等への出展等を行った。
(2)野菜流通カット協議会が「特別協力」名義を供与した「アグリ・ビジネス・ジャパン(ABJ)2018」へ、野菜流通カット協議会として2小間の出展参加を行い、協議会活動のPR等を行った。
なお、『加工・業務用野菜の情報交換会セミナー』を2日目の9月27日に開催した。
併せて、開催期間中、野菜流通カット協議会が企画協力を行い、協議会会員9社から加工・業務用野菜のバイヤーを迎え、事前に希望のあった出展会社(生産者)との個別商談会を実施した。
● 平成30年 9月26日~28日・・・・・東京ビックサイト
● 入場者数:46,085名、セミナー参加者:246名(定員200名)


2.JA全農との合同商談会(情報交換会)の実施
❶協議会会員と関東甲信越の全農都県本部との合同商談会(平成30年7月26日)
協議会会員が各ブースに分かれて、県ごとにブースへ行き個別商談を行った。
【於:JA全農本所、参加者:協議会会員 7社11名、事務局 1名】
❷協議会会員と東北・東海北陸近畿地区の県域担当者との合同商談会(平成30年8月24日)
協議会会員が各ブースに分かれて、県ごとにブースへ行き個別商談を行った。
【於:JA全農本所、参加者:協議会会員 8社13名、事務局 1名】
❸協議会会員とJA全農青果センター(株)、東海北陸
近畿地区13県域、中四国地区9県域との合同商談
会(平成31年3月8日)
大阪JAビルで、協議会会員が各ブースに分かれて、県毎にブースへ行き個別商談を行った。
【於:大阪JAビル、参加者:協議会会員 9社13名、事務局 2名】
(3) 農林水産省 生産局 園芸作物課との意見交換会を実施(平成30年12月13日)
加工・業務用関連の次年度以降の補助事業への政策要望を踏まえた意見交換を、野菜流通カット協議会会員、青果物選果予冷施設協議会会員と農林水産省加工・業務用野菜担当官(菱沼生産振興審議官も参加)との間で実施した。
【 於:KKRホテル東京 意見交換会:15:00~17:00 交流会:17:10~18:40 】
参加者:67名(含む、両協議会会員、農林水産省、
事務局)
(4) 関係行政機関、関係諸団体等からの情報収集及び配信
関係行政機関、関係諸団体等からの情報収集を行い当協議会会員へ適時情報提供を行った。(計12回)
3.研修会
1) 海外現地研修会の開催
●「2018 ロシア現地研修ツアー」
日 時:平成30年10月14日~20日
場 所:ロシア(モスクワ、クラスノダール、サンクトペテルブルグ)
研修会内容:ロシア最大の食品卸小売りセンターや高級スーパーマーケットでの流通の実態、大規模野菜生産温室を手掛ける企業等を訪問して、果菜類(トマト・きゅうり)、葉菜類などの各種生産現場や広大なリンゴ園のリンゴ生産現場や長期貯蔵施設に加え、スーパーマーケットや市場などを視察、各現場でレクチャー・意見交換を活発に行った。
■視察先等:
・FOOD CITY(青果物流通拠点)
・高級スーパーマーケット「アズブカ・フク-サ」
・ヴェスナ社(胡瓜・アイスバーグ生産)
・エコカルチャー社(グリーンハウス)
・エコカルチャー社(リンゴ園・貯蔵施設)
・市場・スーパー等の視察
※参加者(協議会会員15名、事務局2名、合計17名)


(1) 「北海道管内の加工・業務用野菜ほ場、植物工場視察&研修会」の開催
日 時:令和 元年 5月23〜24日
場 所:5/23
❶ホクレンの農業総合研究所長沼研究農場での研修会
❷農業生産法人 株式会社 響
経営面積133㌶ キャベツ・長ねぎ・ブロッコリーの野菜 他
5/24
❶南幌町農業協同組合(共選場、野菜圃場等)視察
❷Jファーム苫小牧工場 スマートアグリ生産プラント視察
太陽光利用型植物工場2.5㌶ トマト、ベビーリーフ栽培
※1日目の視察先は、ホクレンの農業総合研究所長沼研究農場を訪問し、農業総合研究所の取り組み等の説明や自動運転トラクター及びドローンの実演、その後、農業生産法人 株式会社 響 にて取組状況の説明や圃場を視察、夜は研修会参加者による懇親会の実施、2日目は、南幌町農業協同組合を訪問して、加工・業務用野菜への取組や育苗施設の見学後、Jファーム苫小牧工場の太陽光利用型植物工場の取組や施設の見学を行った。
参加者(協議会会員 31名、農林水産省 2名、事務局 2名、合計35名)


(2) 加工・業務用野菜の現地検討会・セミナー等の開催
野菜流通カット協議会が事業主体である平成30年度の園芸作物生産転換促進事業の一環として開催された、えだまめ・だいこん・はくさいの機械収穫機の実演会(現地検討会) 3地区及び水田を利用した加工・業務用野菜の栽培取組の見学及びセミナー1地区について、当協議会会員も各地区の現地研修会へ多数参加した。
なお、日時・場所・研修会内容・参加者等は、下記のとおり。
① えだまめの機械収穫機の実演会(現地検討会)




(3)平成30年度 園芸作物生産転換促進事業 『事業成果発表会』の開催
平成30年度 園芸作物生産転換促進事業において、得られた成果等を「園芸作物生産転換促進事業成果発表会」を開催し、全国の加工・業務用野菜関係者に広く情報発信しました。
なお、開催結果概要等は、下記のとおり。
◆開催結果概要
①開催日時 平成31年 2月26日(12:50~17:00)
②開催場所 タワーホール船堀(東京都江戸川区船堀)
③実施内容 当事業の2つの検討委員会の各委員長報告、立命館大学より農業の自動化・ロ ボット化開発、国土交通省からモーダルシフトに向けた取組などの話題提供や、30年度実施した各検討委員会の中で特筆すべき話題提供に加え、話題提供者によるパネルディスカッション(含む、参加者のとの意見交換)等を行った。
④ 対象者 加工・業務用野菜関係者、中間事業者、実需者、物流業者等
⑤ 参加者 180名


4.農林水産省の加工・業務用野菜関連補助事業の実施
1) 野菜流通カット協議会が応募し、事業実施主体となった、園芸作物生産転換促進事業(全国推進)について適切に実施した。
運営協議会への委員選出及び園芸作物生産転換促進事業(全国推進)の各事業の検討委員会等の委員や各種セミナーの講師として、野菜流通カット協議会会員メンバーが積極的に対応した。
2) 平成30年度 野菜流通カット協議会が実施した農林水産省の補助事業「園芸作物生産転換促進事業」(全国推進)の実施内容は、H30年度版 事業報告書のとおり。
3) その他 農林水産省(農政局)が全国各地域で開催した加工・業務用野菜セミナー等について講師等として積極的に参加する等、協力を行った。
5.その他
1) 野菜流通カット協議会のホームページ平成30年度版を作成・アップを行った。(平成30年5月)
2) 野菜流通カット協議会の会員募集を行った。(平成30年7月)
全国のデータベースのある実需者等(含む、カット野菜製造業者)に対して、新組織への入会募集の案内をDMにて展開した。